落馬しながら先頭でゴールを駆け抜けた馬が注目を浴びている。12日の東京10R・テレビ静岡賞(ダート1400メートル=16頭立て)は、3番人気のノットファウンド(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ドゥラメンテ)がスタート直後に落馬。
スタート直後に落馬したのは、ノットファウンドとコンビを組んだクリストフ・ルメール騎手。主人を失った同馬は最後方に置かれたが、外から気持ちよさそうに進出すると、3コーナー付近では早くも先頭へ。直線で内からワイワイレジェンドが迫ってくると再び加速して、そのままゴールに入った。JRAで発表されている馬名の意味は「見当たらない」。勝ち馬はワイワイレジェンドだが、鞍上が見当たらないまま1着で駆け抜けた。
ネット上のエラー表示でよく見られる「404 Not Found」の表記は、そのページがすでに存在しないことを意味している。SNSでは「ルメール落馬なんて珍しいな」「鞍上がノットファウンドしちゃったか」「スタート直後に”見つからない“馬名通りかよ」「不覚にも笑ってしまった」「ルメさんは無事だと良いけど…」「騎手が404NotFound…」「1着やん!」「文字通りルメールがノットファウンド」などの反応が寄せられている。