◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人2―1ロッテ(12日・都城)

 巨人の園田純規投手が、4回2安打無失点、3奪三振と好投した。

 フェニックス・リーグのロッテ戦に先発。

初回、2本の安打と暴投で1死二、三塁のピンチを背負ったが三振、三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。その後は1つ四球を与えたが無安打に抑える安定した投球を見せた。「フォアボールの出し方は良くなかった。そこはしっかり反省したい」と振り返った。

 多彩な変化球を操るが、この日はイニングごとに使う球種を限定。「どうやってコンビネーションを作ってやっていくかを意識していた。球種が少ない分いろいろ考えて投げられるので、そういう練習にはなるのかな」と試合のテーマを明かした。

 育成2年目の今季は2軍で先発ローテーションに定着し無傷の8勝を挙げた。「シーズン後半はちょっとバテて球が弱かったり、球速、出力が出なかったりとかがあった。しっかり1年間通して戦えるスタミナとか体とか、コンディションの調整も1年間先発で回ってわかったので、来年につなげることがいっぱいある。頑張ります」と意気込んだ。

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