東京六大学野球秋季リーグ戦第5週第1日▽明大6―3法大(12日・神宮)

 明大が法大を下し、開幕5連勝を果たした。ドラフト候補に挙がる最速155キロ右腕・大川慈英(じぇい)投手(4年)は、6―3とリードして迎えた9回裏に4番手で登板。

150キロ台を連発し、見逃し三振、空振り三振、中飛で試合を締めた。

 「皆が頑張ってつないでくれたので、絶対に抑えてやるという気持ちでした」と大川。明大投手陣は、東大、慶大との2カードを終えた時点で防御率0・00だった。この試合は、先発の毛利海大投手(4年=福岡大大濠)が2回に3点を失ったが、2番手の1年生左腕・山口瑛太投手(創志学園)、続く菱川一輝投手(4年=花巻東)が法大に得点を許さず大川へリレーした。

 「バッターを差せるストレートが一番の強み。今日の感じでは、かなり差すことができていたと思う」と大川。2023年春以来の優勝に向け、絶対的守護神として相手打者を圧倒し続ける。

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