巨人がトレイ・キャベッジ外野手(28)と残留交渉に臨む方向で調整していることが12日、分かった。来日1年目の今季は123試合で打率2割6分7厘、17本塁打、51打点。

不動の4番・岡本が故障で約3か月長期離脱した期間は4番も務め、本塁打と打点でチームトップの成績を残した。年齢的に若く、さらに飛躍する可能性を秘めている。

 米エンゼルスのマイナー3Aでプレーした23年に打率3割6厘、30本塁打、32盗塁で「トリプルスリー」をマークした左の強打者として加入。夏場に不振に陥った時期もあったが、適応しようと阿部監督ら首脳陣の助言にも耳を傾けてもがいてきた。日本投手のレベルが上がり、来日1年目で活躍する新外国人野手が少なくなっている中で、9月は月間21試合で打率3割3分7厘と好成績を残した。

 その他の外国人選手は複数年契約のライデル・マルティネス投手(29)とアルベルト・バルドナード投手(32)は残留予定だが、フォスター・グリフィン投手(30)、カイル・ケラー投手(32)、エリエ・ヘルナンデス外野手(30)、マレク・フルプ外野手(26)は流動的となっている。

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