オリックス・福田周平外野手(33)が来季の構想から外れていることが12日、分かった。プロ8年目の今季は23試合で打率1割6分7厘、3打点にとどまり、8月15日に出場選手登録を抹消。
福田はNTT東日本から17年のドラフト3位で入団し、プロ2年目の19年に主将就任。21、22年は主に1番打者としてリーグ連覇を支えた。ところが23年から出場機会を減らし、昨年オフには「今の僕にはふさわしくない」と背番号1を返上。65に変更し、復活にかける決意は強かった。
8月の登録抹消後は、ウエスタンの30試合で打率3割5分5厘を記録。今後については現役続行を強く希望している模様だ。地元・大阪出身の生え抜きで、ファンの人気も高かった看板選手の一人。世代交代の波にも押され、選手生活の岐路に立つことになった。