タレントの小島瑠璃子が12日、約2年半ぶりに芸能活動を再開した。この日、動画メディア「リハック」に出演。

約1時間半にわたり、活動休止中のことや、今年2月に急死した夫について語った。

 肩ほどの長さの金髪で登場した小島は「心機一転というところで金にしてみました」と説明。「2年ぐらい全くメディアに出ないで生活しておりました。活動の再開をしていこうかなと思っております」と決意を口にした。

 芸能界入り後は「本当に恵まれていた。守られてたんですよね、ホリプロに」と常に所属事務所のバックアップがあったという。自らを「箱入り娘」と表現した後、「自分の力でやっていくことも目的の一つだったので、けじめをつけて退社させていただいた」と留学を機に活動休止をし、所属事務所を退社するという大きな決断に至った経緯を説明した。

 活動休止中には結婚と出産を経験。その間の芸能界への未練に関しては「『すごく楽しい世界だったな』というのはありましたね。ただ、主婦として必死だった。(芸能界に)戻る、戻らないと考えるどころではなかった」と振り返った。しかし今年2月に最愛の夫を亡くし、事態は一転。

「私の人生はどうでもいいから、子どもの人生だけは明るく」と、子どもの未来を心配していた。しかし「世話になっていた方に『小島さん、未来だよ』と言われた」ことで、少しずつ前に進む気力が湧いてきたという。

 今後については「起業をしてみたいという漠然とした夢があった」と新たな事業を展開予定。具体的な内容について「お話が出来る状態ではない」と説明はなかったが「人の魅力にスポットライトを当てる番組に関わることができたら」などとした。芸能活動については「どうやって仕事がいただけるか全く想像がつかない」としながらも、「誰のことも傷つけない」仕事ならオファーを受ける考え。体調面は「もう120%動いています。身体は動ける状態になっている」と万全をアピールした。

 活動再開にあたり、ホリプロには相談をしたそうだが「戻らずに個人事務所をたちあげることにした」と報告。今後はフリーで活動する予定というが、慣れない裏方業務に「てんやわんやしている」と現状を明かした。

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