テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は13日、26年にわたる自民党と公明党の協力関係が解消されたことを特集した。

 スタジオでは「次の総理」を巡り考えられる3つのシナリオを紹介。

1番目は「自民+野党一部連立」で自民党の高市早苗総裁が「総理へ」。2番目が「政権交代」で立憲、国民、維新が一本化し国民の玉木雄一郎代表が「統一候補へ」。3番目に「自民単独少数与党」で野党がまとまらず高市氏が「総理へ」を伝えた。

 スタジオ生出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「自民党がこの危機を乗り切る。自民党政権が続くようにできるのはふたつしかないんです」とし「ひとつは公明党が協力してくれるようになる」と伝えた。

 さらに「もうひとつは日本維新の会の協力を取り付ける。これは別に連立しなくていいんです。野党統一候補の方へ動かないでくれて、日本維新の会が高市さんと投票しなくても藤田共同代表に投票してくれれば、立憲と国民民主だけでは175にしかならないんです。だから196、自民党がありますから勝てるんですね」と解説し「維新に対する工作をもう始めていますね」と伝えた。

 また、スタジオでは野党一本化を巡り「立憲と維新」、「立憲と国民」の現在の関係について紹介。その中で田崎氏は「維新が僕は、今回の局面のキャスチングボートを握っていると思うんですけど」とし「維新が立憲、国民に同調するのか。それとも自民党に同調するわけではないけども玉木さんには投票しない。

藤田さんの名前を書くかで、ガラっと局面が変わるんです」と解説した。

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