俳優の北村匠海、林裕太が13日、都内で出演映画「愚か者の身分」(24日公開、永田琴監督)のイベントを行った。

 映画の内容にちなみ、10代半ばから20代のZ世代を集めた催し。

闇ビジネスに手を染め、苦悩する若者を演じた北村は「朝からこんなヘビーな映画見て大丈夫ですか? ありがとう」と心配しながら感謝。

 劇中では金に執着し、闇バイトに走る展開だったが、北村は演じながら「お金の価値て何だろうな。僕はこの仕事を8歳からやってて。稼ぐ意義とか。その数字に何の価値があるんだろう」と自問自答したという。そして「映画に出てくるアジの煮付けとかを作ったり食べたりする方が幸せだと思う。皆さんには小さな小さな幸せをつかんでいって欲しいな、と思います」とメッセージを送った。

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