13日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、公明党が自民党との連立からの離脱を決めたことを報じた。

 公明党は10日、自民党との連立枠組みから離脱すると明らかに。

高市新総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが、溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。

 コメンテーターとして出演の政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は今回の公明の連立離脱を招いた要因として、(1)高市新総裁が政治とカネ協議中に国民民主・玉木代表と面会、(2)公明嫌いの麻生副総裁の影響で国交相ポストが不透明に、(3)自民党の「感度の鈍さ」の3点をまず挙げた。

 MCの宮根誠司氏に「なんだかんだ言っても公明党さんは連立から抜けることはないだろうと、自民党側は思っていた?」と聞かれると「そうですね。高をくくっていたと思うんです」と返答。

 「実際、26年の歴史の中でいろいろ対立があったんですけど、最後は折り合って、公明党が折れて、それでまとまっていたんですね」と続けると「今回も、いろいろあっても結局は公明党は離脱しないんだろうと読んでいたんだと思います。しかし、執行部にとっては意外に連立離脱してしまったということだと思います」と分析していた。

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