歌手の真田ナオキが13日、東京・浅草公会堂でコンサート「2025浅草秋の奏で」を開催し、全24曲を披露した。

 殺陣を披露した昨年に続き、今回は新たにピアノの弾き語りに挑戦。

「子供の頃からなじみある曲が良かった」と、尾崎豊さんの名曲「OH MY LITTLE GIRL」を初披露した。「もともとピアノを全く触ったことがなくて、どこを押したら『ド』なのかも分からなかった」というレベルから、折りたたみの鍵盤(けんばん)を持ち歩くなどして2か月半の猛特訓。「ピアノはすごく楽しくて、これからも続けたいと思いました。モーツァルトも弾いてみたい。理想は自分1人でバンドができるようになること。ベースもドラムもやってみたい」と、さらなる楽器習得への意欲を見せた。

 9月10日に発売した初の写真集「One Night Stand」は、発売日に重版が決定する人気ぶり。「演歌歌手としては過去にないぐらい脱いでいる写真集。(売れ行き)絶好調です」と改めてアピールした。

 今年やり残したことについて「年末は目標のレコード大賞、紅白歌合戦が大目標になってくる」。昨年の紅白には親友の歌手・新浜レオンが初出場したが「悔しさや喜びなど、いろんな感情が自分に生まれたけど、僕らにもチャンスがあるんだと思えた。それを僕がかなえていきたい」と気合を入れた。

 コンサートは14日も同所で行われる。

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