◆国際親善試合 日本―ブラジル(14日・味スタ)
日本代表の森保一監督が13日、東京・味の素スタジアムで行われたブラジル戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。
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森保監督はブラジル戦を戦うスタジアムの雰囲気に“本気度”を求めた。
「親善試合なのでエンタメの部分もあるし、世界的スーパースターを見ようという歓迎ムードを楽しんでいただけることは、人それぞれの価値観なので」と前置きした上で「勝負事でもある。黄色ではなく、青色で染まった中で戦うことが相手にもプレッシャーになるし、選手のモチベーションにもなる」とキッパリと語った。
指揮官は日本が勝利を重ねることで、サッカー文化が醸成していく未来を願いつつ「(スタジアムが)『ここは日本なんだ』という認識だと、勝つ確率は上がるかなと思います」と期待を寄せた。
日本のブラジル戦対戦成績は過去13試合で2分け11敗。直近では22年に東京・国立競技場で行われた親善試合で、ネイマールにPKで決勝点を浴び0―1で敗れている。
チームは9月の米国遠征で1分け1敗に終わり、10日のパラグアイ戦でも2―2で引き分け。森保政権ワーストタイの3戦勝ちなしとなっている。