ノルディックスキー男子で14年ソチ五輪団体銅メダリストで飯山市の地域おこし協力隊員も務める竹内択(team taku)がプロデュースするジャンプ大会「teamtaku CUP」が長野・飯山で行われ、五輪8度出場のレジェンド葛西紀明(土屋ホーム)が、22年北京五輪ノーマルヒル金メダリストの小林陵侑(チームROY)、女子の一戸くるみ(雪印メグミルク)らとともにゲスト出演し、トークショーなどを行い、イベントを大いに盛り上げた。

 トークショーでは、「五輪を目指す上で一番大変だったことは?」の質問が飛ぶと、「8回しか出てないからなぁ。

たったの8回なんでねぇ」とレジェンド流のジョークを飛ばしながらも「五輪はリズムみたいなものがあるんですよ。普段からごみ拾いとか、人に優しく接したりとか、自分でいいことをしないとこういう流れってこないんだなと思っていて、試合に勝つのもそうだし。それが五輪にあったらメダルがポッと取れると思う。普段からいいことしないとだめだなと思っています」とメダル奪取の秘訣(ひけつ)を語る。

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪で9度目の出場を狙うが、現状では厳しい立場にいる。それでもレジェンドは「諦めず五輪の切符を狙いたい」と不屈の闘志で大舞台をたぐり寄せるつもりだ。

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