13日放送のTBS系報道番組「Nスタ」(月曜~金曜・午後3時49分)では、公明党が自民党との連立からの離脱を決めたことで政界が大混乱に陥っている現状を報じた。

 公明党は10日、自民党との連立枠組みから離脱すると明らかに。

高市新総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが、溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。

 キャスターを務める井上貴博アナウンサーは21日に予想される臨時国会での首班指名選挙への自民党や野党の動きについて「政治家の皆さんの理論で考えますと、選挙に勝つための数合わせというのが重要になるんだろうと思いますが、我々からすると、とにかく政策を進めていただきたい」と話すと「いずれにしましても、日本の政治が大きく変わっていきそうです」と続けた。

 さらに「自民党と公明党が長きにわたって政策は一致しないけれども選挙に強いからと言うことで連立を組んでいた。それが失われた30年につながっていたんだとすると、これはクリアになって一つポジティブなのかなという気がしますし」と話すと「野党もみんなで集まって政権を取ることが目的になってしまうと、あれ? それって手段なだけで目的って他のことだったんじゃないの?ってことにもなりかねないですし。すごく大きなことですよね」と続けていた。

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