歌舞伎俳優の松本幸四郎片岡愛之助中村獅童らが出演する歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」(11月2~26日)夜の部「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)幕を閉めるな」のティザービジュアルが13日、初公開された。

 三谷幸喜氏が作・演出を描ける「三谷かぶき」の第2弾。

伊勢の芝居小屋「蓬莱座」では、狂言作者の花桐冬五郎や座元の藤川半蔵が、人形浄瑠璃で人気となった「義経千本桜」を、山本小平次が演じる歌舞伎として上演しようとする。その上演をめぐって大騒動が巻き起こる。

 題材となるのは、1991年に三谷氏が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」に書き下ろし、上演された伝説のコメディー「ショウ・マスト・ゴー・オン 幕を降ろすな」。とある劇場の裏側を描いた「バックステージもの」の傑作として名高い、舞台愛に満ちた群像劇で、再演の度に話題を呼んだ人気作を、新作歌舞伎として上演する。

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