◆学生3大駅伝開幕戦 出雲駅伝(13日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)
2年ぶりの出場となった中大は、2時間12分43秒の10位に終わった。優勝候補の一角にあげられていたが、届かなかった。
1区の岡田開成(2年)が区間賞の快走を見せたが、2区の浜口大和(1年)が区間11位と苦戦。3、4区に並べたダブルエースの溜池一太(4年)と吉居駿恭(4年)も、ともに区間7位とふるわない。
5区の佐藤大介(2年)が区間3位と意地を見せたが、最終6区の本間颯(3年)は区間10位。目標としていた「3位以内」には届かなかった。
藤原正和監督は「ここまで苦戦するとは、正直想像していなかった。ここから、どう立て直していくかが大事になってくると思います」と淡々と話す。
夏合宿では例年以上に走り込み、土台をばっちり作ってきた中大。約3週間後の全日本大学駅伝で、確実にリベンジしたいところだ。藤原監督は「選手たちが持っている力を発揮できれば、勝負できるチーム。これで終わるわけにはいかない」と一丸となって、学生3大駅伝の2戦目へ臨む。