4人組ダンスボーカルグループ「MAX」が13日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで27年ぶりの凱旋コンサートを行った。
デビュー30周年を迎えたMAXが故郷・沖縄に戻ってきた。
沖縄アクターズスクールからデビューを夢見て切磋琢磨(せっさたくま)してきた4人。前日の12日に沖縄入りし、アクターズの旧校舎のはす向かいに位置し、デビュー前に足しげく通っていたファミリーマートを再訪し、デビュー前の自分に思いをはせ胸を熱くした。
ステージでは「TORA TORA TORA」などのヒット曲を含めた24曲を披露。DA PUMP・ISSA(46)もゲスト出演し「But My Love」をコラボレーションした。アンコールの「ニライカナイ」は新生アクターズの現役生「B.B.WAVES」、OB・OGら総勢80人とパフォーマンス。指笛や伝統の踊り・カチャーシーでひとつになった。
アクターズ創設者のマキノ正幸さんの娘でプロデューサー・振付師の牧野アンナさん(53)の発案で、4人の過去の映像を集めたサプライズムービーが流されると、全員が涙腺崩壊。沖縄の英雄・具志堅用高(70)も沖縄の祝宴の定番「のまんじゅう」を持って駆けつけた。
LINA(48)は「夢を追いかけて、つらいときも励まし合ってきた仲間たちがいたからこそ今がある。
〇…MAXのパフォーマンスに先立ち「B.B.WAVES」もバンドやユニット、ソロで実力を披露。Neil(14)は「MAXさんの30年という年月を最高の年にしたい。みんなの走馬灯に出るぐらいの思い出を作れたら」と語ると、Hikaru(20)も「MAXの皆さんは、いい匂いの風が吹いていました」と尊敬のまなざしを寄せていた。