俳優の大泉洋がこのほど、主演を務めるテレビ朝日ドラマ「ちょっとだけエスパー」(21日スタート、火曜・後9時)のイベントを都内で行った。

 大泉が少しだけ超能力が使える主人公のサラリーマン・文太を演じる物語。

第1話が放送される頃には、同一クールのドラマが既に始まっていることから「ずいぶんと我々の初回遅いですよね?(視聴者が他のドラマの)視聴習慣もついていると思うし」と焦りを隠せず。それでも同作はかなりの自信作といい「やばいです。とんでもない面白さです」、「これから皆さんの火曜日が本当に待ち遠しくなる。辛いと思う。水、木、金、土、日、月がつらいですよ。皆さんは月、火、水、火くらいでいきたいんじゃないかなと思う。禁断症状にさいなまれることでしょう」とまくし立て、場内からは拍手が起こった。

 大泉は「文ちゃんは、大泉さんそのもの」(宮﨑あおい)、「本当に大泉洋。文太と垣根がない」(北村匠海)と絶賛されるほど、演じる文太とそっくりという。作中に出る大泉のモノマネ、変顔なども見どころといい、高畑淳子は「(台)本を読んだ時にクエスチョンになったところが、第1話を見て、大泉さんの変顔で全部わかった」という。

 一方でアドリブも。の岡田将生は「(大泉が)突然、福山(雅治)さんのモノマネする。

(岡田が)笑うとNGが出て、僕がすごい嫌な気持ちで帰った」と苦笑いを浮かべた。

 「ちょっとだけエスパー」は、野木亜紀子氏によるオリジナル脚本。会社をクビになってどん底の生活を送る主人公の文太が、再就職先で「ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」と告げられる。不条理で不可解なルールに苦悩しながら、世界を救おうとする男のSFラブロマンス。

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