◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ブルワーズ1―2ドジャース(13日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が13日(日本時間14日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦となる敵地・ブルワーズ戦で2点リードの9回に中3日で登板したが、メジャー復帰後は初失点を喫し、9回2死一、三塁の場面で無念の途中降板となった。3番手右腕トライネンが最後は2死満塁のピンチをしのいで逃げ切った。
ポストシーズンはこの日まで4試合で2セーブ、防御率0・00と完璧な投球を見せていたが、1死から救援でのメジャー復帰後初となる四球を与え、続くバウアーズには中越えのエンタイトル二塁打を許した。1死二、三塁からチョウリオの中犠飛で1点差に迫られると、2死三塁からイエリチに四球を与えたところでマウンドを降りた。
それでも、試合直後にNHK中継のインタビューに応じた捕手のスミスは朗希について「そんなに悪くはなかったと思う。しっかりアウトも取れていた。その後のトライネンが抑えてくれたことが大きかった」と振り返った。
14日(同15日)の第2戦は山本由伸投手(27)が先発する。