サッカーJ1東京Vは14日、今節の新潟戦(18日・味スタ)に向けて全体練習を行った。
中断前の湘南戦では1―0で勝利し、降格圏内との勝ち点差を「8」に広げて、残り5試合を迎える。
普段は冷静な主将だが、湘南戦では感情をむき出しにして闘志あふれるプレーで戦う姿が印象的だった。その理由を聞かれると「何となくやって、勝てたらいいなという気持ちが一番よくない。一つ寄せるとか、球際に行くとか、守備一つサボるかサボらないかとかですごく(勝敗の結果が)出るので。他人任せにしたくなかったというか、そこのマーク付いてとかではなく、自分が全部やるんだという気持ちで一人ひとりやって欲しいので、そういう感情が出たかもしれないです」と振り返る。
だからこそ、残り5試合もさらに熱い気持ちで戦い抜く。
「言い訳はしたくないので。もっと(熱く)やりたいという気持ちが自分の中で芽生えました。こういう風に自分がやれば、もっとチームがそういう姿勢になってくれるかなと思いますし。
23年シーズン、苦しい戦いを制して16年ぶりにJ1昇格を勝ち取った経験を知る主将だからこそ、もう二度とJ2に戻ってはいけないという気持ちを誰よりも強く持つ。“闘将”と化した森田が、強い覚悟を胸に2年連続J1残留を決めるために戦い抜く。