ファッションデザイナー・コシノジュンコ氏が14日、都内で「きのコレ2026S/S COLLECTION」を行った。

 明治「きのこの山」が異色タッグしたファッションショー。

コシノ氏はきのこをイメージした衣装を手がけた。全13着。司会者から「見たことのない」と衣装を称賛されると、コシノ氏は「私も見たことがない。だってキノコでしょ?きのこをイメージしたの初めて。でも、きのこは『こ』が付いている。ジュン『コ』と一緒」と話した。

 明治側からコシノ氏へコラボ企画をオファー。コシノ氏の孫が「きのこの山」のファンで後押ししたことから、異色のファッションショーが誕生した。きのこモチーフは初めてだというコシノ氏は「やったことないことは自由。自由な発想ができる幸せ。遊び心はクリエイティブに関わるので、今回こういったものができて楽しかったです」と目を輝かせた。一方で、「きのこの山」は「初めて食べました。

食べてみると、おいしくて止まらなかったです」と正直に明かし、会場の笑いを誘った。

 2029年に「たけのこの里」が50周年を迎える。この日、ゲスト出演した俳優・森崎ウィンに「またやりましょう」と、たけのこモチーフのファッションショーをオファー。「たけのこってすごい不思議な形をしていますよね。どこまでむいていいのかわからない不思議な食べ物で、アート。むいてもむいても、脱いでも脱いでも。イメージがわいてくる」と想像を膨らませた。

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