J2磐田は14日、ホーム・徳島戦(18日)に向け、静岡・磐田市内で公開練習を行った。出場停止明けで2試合ぶりに復帰するDF松原后が盟友との対決に意欲を燃やした。
ジュビロの頼れる“闘将”がかつての仲間の前に立ちふさがる。徳島MF鹿沼直生は21年から24年夏まで磐田に在籍。「彼のプレーは際立っていた。球際も戦える」。豊富な運動量を誇る1学年下の後輩は今季徳島で29試合2得点と欠かせない存在として君臨している。実力を認めているからこそ、DFラインを中心に止めに行く構えだ。
安間貴義監督体制初陣となった前節の甲府戦(4日)は出場停止だったが、チームは1―0で勝利。「(監督が)的確なアプローチをしてくれた。妥協せず、全員に要求している。そういう所から失点は減る」。自身も新指揮官のスタイルに慣れ、存在感を見せていくつもりだ。
磐田は勝ち点51で8位。