◆東都大学野球秋季リーグ戦第4週第2日▽中大5―0駒大(15日・神宮)
中大が駒大に連勝し、第1週の亜大戦以来、2つ目となる勝ち点を獲得した。先発した山口謙作投手(4年=上田西)が駒大打線を2安打無四死球でリーグ戦初完投初完封。
最後の1球が中堅手のグラブに収まると、山口は両手を高く突き上げた。相手打線をわずか2安打に抑え、三塁すら踏ませない完封劇。「大学4年間で一度は完封してみたかった。こういう結果になったことがすごい自信にもなりましたし、うれしかったです」とはにかんだ。低めに球を集め、4回までパーフェクトピッチング。5回に初安打を許したものの、後続を抑えて流れを渡さなかった。清水達也監督も「よく投げてくれた。本当に頼もしかった」とうれしそうにうなずいた。
最終週となる翌週は東洋大との一戦。指揮官の「気を緩めずに」という言葉通り、全員が全力プレーで3つ目の勝ち点を奪いにいく。