Jリーグのグローバルフットボールアドバイザーに就任したロジャー・シュミット氏が15日、都内で報道陣の取材に応じた。前夜には日本代表が初めてブラジル代表に勝利した試合を視察。

欧州有力クラブを指揮してきた経験豊富な同氏は、前半0―2から後半の3得点で日本が逆転した試合を「ハーフタイムに日本代表の監督はすばらしい指示を送ったなと思います。センターバックに前からどうプレスに行くか。そういうところを指示したと思う。相手選手のミスは、決して運ではない。ブラジルのように個々の能力が高い選手がいても、ミスは起こるスポーツ。指示がなければ、最終的にあの結果にはならなかった」と森保一監督の采配を称賛した。

 ザルツブルクやレバークーゼン、PSVやベンフィカなど、欧州の一流クラブで監督を歴任してきたシュミット氏。日本では自身の経験を指導者やJクラブなどのスポーツダイレクターなどに伝え、さらなる発展とレベルアップに尽力する。

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