卓球のアジア選手権女子団体決勝が15日、インド・ブバネーシュワルで行われ、世界ランク2位で前回覇者の日本は、同1位の中国にマッチカウント0―3で敗れ、準優勝だった。

 第1試合では、シングルスの世界ランク11位でカットマンの橋本帆乃香(デンソー)が同2位の王曼昱(おう・ばくいく)から第1ゲーム(G)を12―10で先取したが、第2G以降、挽回されてゲームカウント1―3で敗れた。

 第2試合では、シングルスの世界ランク日本勢トップ7位の17歳・張本美和(木下グループ)が同1位で世界選手権個人戦金メダルの孫穎莎(そん・えいさ)に挑んだ。第1Gは序盤リードを奪ったが、ラリーでバック側をつかれるなど、孫の怒とうの攻撃にリズムを取られた。サーブやレシーブで早めに仕掛けて粘ったが、9―11で落とした。1―1の第3G終盤はロングサービスを駆使したが、7―11で落とし、ゲームカウント0―3で屈した。

 第3試合では、シングルスの世界ランク14位でパリ五輪銅メダルの早田ひな(日本生命)が同4位で中国の成長株・蒯曼(かい・ばん)と対戦。第1Gは11―8で先取したが、第2Gの9―8から追いつかれ、10―10の競り合いからフォアをバック側にクロスに連続で決められて10―12で落とした。1―1の第3Gは蒯が勢いそのまま攻めてきて6―11で連取された。1―2の第4Gではゲーム終盤に追いつかれ、相手のチャンピオンシップポイントから最後は、早田のバックハンドドライブがオーバーし、ゲームカウント1―3で敗れた。日本チームとしても、敗戦が決まった。

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