◆国際親善試合 日本代表3―2ブラジル代表(14日・味の素スタジアム)

 【サンパウロ(ブラジル)14日=沢田啓明】森保ジャパンのブラジル撃破はブラジル国内でも大きな反響を呼んだ。日本戦は通算14試合目で屈辱の初黒星。

地元紙は、1914年の同国連盟設立から111年で、2点先制後の逆転負けは初めてと報じ「初の屈辱」などと手厳しく展開した。スポーツ紙・ランセ電子版は守備のミスを指摘し、「DFブルーノが2失点に関与した。(上田の)3点目もGKが防げた」と糾弾。放送局のSporTvは「ブラジルは日本に歴史的敗北を喫した。両チームとも前半と後半で全く別のチーム。後半は日本が圧倒した」と評した。日刊紙、オ・エスタード・デ・サンパウロ電子版は「ブラジルサッカー史上最大の逆転負け。守備陣が“停電”を起こした」とカナリア軍団のふがいない戦いぶりを嘆いた。セレソンOBたちの辛口コメントも各メディアに掲載された。

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