現在J1リーグ4位の神戸が16日、神戸市内で非公開で練習を行った。17日に控えるのは、1位の鹿島との一戦(ノエスタ)。

吉田孝行監督がオンライン取材に応じ「(鹿島は)今の順位にいるべきチーム。ただ、自分たちのチームも引けを取らない。さらに追い越していくというところで次の試合は大事な試合だと思いますし、準備はしてきた。勝つだけ」と、力強く話した。

 残り5試合で勝ち点5差の首位を追う神戸にとって、落とせない直接対決になる。前節は浦和相手に7試合ぶりの黒星(0●1)。それでも、MF佐々木大樹、DF広瀬陸斗も復帰し、浦和戦を前半のみで交代したFW大迫勇也もプレーは問題なさそうだ。まさに全員で勝ち点3を奪いにいく一戦。指揮官は「選手たちが本当にこの試合に懸けているというのは練習から伝わってくる。それをしっかりあした出すだけ」と、今こそ2連覇中のチーム力をみせる時だ。

 ファウル総数は289個でリーグ最少。守備技術と戦術を持ち、強度も高い。

鹿島戦でもそのプレーは貫きつつ「肉弾戦というか、バチバチな戦いになると思う」と吉田監督。「勝つしかないかもしれないが、あわててバランスを崩すとかいう訳ではなく自分たちがやってきたことを信じてそれをやっていくだけ」。過去2季の結果が、なによりの証明。残り5試合も揺るぎなく、偉業達成への道を突き進む。

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