日本維新の会代表で大阪府知事の吉村洋文氏が16日放送のフジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜・午後2時48分)に生出演。15日に自民党の高市早苗新総裁と会談。

連立を見据えた政策協議に入る方針を示したことについて様々に言及した。

 この日、「実は自民と維新を足しても過半数行かないんですよ。衆議院も参議院も」と話し出すと「そうしたら国民民主党も年収の壁とか、多くの有権者の方が期待してるから。逆に僕が玉木(雄一郎代表)さんの立場だったら、チャンスだと捉えますね」と続けた吉村氏。

 「昨日、党首会談と高市さんとやったんですけど、高市さんは玉木さんに対して『実行していきましょう。実行するなら一緒に責任を持ってください』っていう風に提案したらしいんですよね」と明かすと「僕だったら一緒に責任を持って実行する方に動きます。だって実行するのが大切なことだし、総理になれないかもしれないけど、(国民は)公約は実現できるわけです。自民と維新を足してもできないから。言うだけじゃなくて責任を持って実行すると。自民党にやってくれ、やってくれだけじゃなくて自分も責任を持って実行すると。実行しますっていうのが責任ある政治のあり方だと思うので」と持論を展開した。

 ここでコメンテーターとして出演の俳優・別所哲也に「それは国民民主への一緒にやりましょうというラブコール?」と聞かれると「僕らも連立を決めたわけじゃなくて政策協議中なので」と前置きした上で「それとて過半数行かないので、ここは玉木さんも『二枚舌だ! 維新が出し抜く』とか、そんなんではなくて、どうやって(政策を)実現するのかっていう方向に力を注いだ方がいいし、できると思うんですけど、やらない理由が分からないですね。

やらないんだったら、総理大臣になりたかっただけなの?って思われちゃうんじゃないかなって。それは玉木さんにとっても良くないことだと思います」と話していた。

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