J1で11位の清水は16日、静岡市内で一部非公開調整した。今節(18日)は7位の川崎とアウェーで対戦。

秋葉忠宏監督はブラジルから歴史的1勝を挙げた森保ジャパンのような姿勢を選手に厳命し、4試合ぶりの白星を奪いにいく構えだ。

 自然に気持ちが高ぶった。練習後、報道陣に囲まれた秋葉監督は自ら日本代表のブラジル戦(14日、3―2)について切り出し「歴史が動きましたね」と祝福した。自身もマイアミの奇跡を達成したアトランタ五輪組の一員。「勇気を持っていった者に成功体験は待っている」と、森保ジャパンから多いに刺激を受けた。

 0―2からひっくり返した後半の出力の上げ方はヒントになった。「戦い方の参考としていいかな。どうすればこのクラブを良くしていけるか、明確なビジョンを持ちながらやりたい」ときっぱり言い切った。

 対川崎のリーグ戦は2015年から14戦勝ちなしと苦戦中。就任以来言い続けてきた「超攻撃的、超アグレッシブ」な姿勢をもう一度思い返して、難敵に挑んでいく。

編集部おすすめ