ノッティンガム・フォレスト所属のイングランド代表MFエリオット・アンダーソン(22)の来夏の獲得を巡り、マンチェスターCとチェルシー間で激しい争奪戦が繰り広げられることが明らかになった。
英紙「デイリー・ミラー」を始め、複数の英メディアが報じたところによると、今年の8月にイングランド代表に初招集され、トゥヘル監督の下、守備的MFとしてレギュラーをつかみつつあるアンダーソンに対し、名将グアルディオラ監督が「大ファンだ」と熱いラブコールを送っているという。
アンダーソンは5-0大勝劇となった10月14日のラトビアとのW杯予選で90分フル出場。中盤の底をしっかりと固めたパフォーマンスを見せて、トゥヘル監督が「フィジカルが強く、非常にデュエルに強い。しかも流動性があり、連携も上手い」とベタ褒め。英メディアは来年夏のW杯招集メンバーにアンダーソンが入ると見ており、来年夏の活躍によってはその市場価値も大幅に上がると予想されている。
移籍金は現時点で7500万ポンド(約154億5000万円)と見積もられているが、北アメリカで存在感を示せばさらに上昇。またグアルディオラ監督がバロンドール受賞者のスペイン代表MFロドリの後継と目するアンダーソンにチェルシーも注目。来夏の移籍市場では争奪戦勃発が必至と目され、大きな注目を浴びる選手になりそうだ。