◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース3―1ブルワーズ(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 今季メジャー最高勝率のブルワーズは、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦でドジャースに敗れて3連敗。ワールドシリーズ進出に向けて後がなくなった。

これまでメジャーの7試合制のポストシーズンで0勝3敗となった場合は41チーム中40チームが敗退。今シリーズの突破率は2・4%と追い込まれた。

 オープナーとして第1戦に続いて先発した救援左腕アシュビーが1番大谷に三塁打、2番ベッツに適時二塁打を浴びた。1回途中から登板した怪物新人ミジオロウスキーが2番手で快投を見せていたが、1―1の6回1死一、二塁からエドマンの決勝打を浴びた。打線もドジャース投手陣の前に1得点と沈黙。今シリーズは3試合で計3得点と厳しい状況だ。

 試合後、マーフィー監督は「ジェイク(ミジオロウスキー)は信じられないほどいい投球をしてくれた。私たちに勝つチャンスを与えてくれた」とし、3連敗については「ドジャースは非常に強い。我々も強いけど、まだベストを出せていない」と振り返った。

 また、この日は現地午後3時試合開始。グラウンド上は陰ができている部分と日差しでまぶしい部分が混在する難しい条件だった。指揮官は「本当に難しい視覚状況だった。

言い訳ではないが、どちらもボールはよく見えなかった。(打席からも)非常に見づらい状況で多くの三振もあった」と嘆いた。

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