昨夏に4億5120万ポンド(約924億9400万円)の高額移籍金を積み上げたリバプールの次の補強ターゲットが、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(23)になる可能性があると、スペインのオンラインメディア『フィチャヘス』が報じた。リバプールが準備する移籍金は9000万ユーロ(約159億3000万円)で、来年のW杯開催前にウィリアムズを獲得した場合の金額という。
リバプールは昨夏、大補強の裏でコロンビア代表FWルイス・ディアス(28)をバイエルン・ミュンヘンに放出。しかしディアス離脱後左サイドでレギュラーを務めるオランダ代表FWコーディー・ガクポには相手の最終ラインを抜けるシーンが作れず、チャンスメーカーとしての評価は今ひとつと言われている。
ウィリアムズはスペイン代表のデ・ラ・フェンテ監督が「天才」と発言して太鼓判を押す素材。今季終了直後にも仕掛けができるドリブラーの獲得に乗り出すと見られている。(英通信員・森 昌利)