18日放送の日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜・午前11時55分)では、自民党が連立入りを含めた日本維新の会との政策協議を巡り、維新が実現を求めている議員定数削減を受け入れる方針を固めたことを報じた。

 維新は石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り「野党側の連携は難しい。

これ以上続けるのは失礼に当たる」とし、立憲民主、国民民主両党との首相候補一本化を巡る協議を打ち切る考えで自民と合意すれば自民・高市早苗総裁に投票する考えを示しており、高市氏が首相に選出される公算が高まっている。

 この日の番組には維新の吉村洋文代表が生出演。コメンテーターで出演の中林美恵子・早大教授が「議員定数の削減も重要ですが、政治とカネ、企業・団体献金の話はどうでもよくなっちゃうんでしょうか?」と聞かれると「どうでもよくなりません」と即答。

 「企業・団体献金の禁止の話も(自民と)しています。企業・団体献金の禁止については正直申し上げて(自民と)隔たりが、かなりあります。というか、もともとの立つ価値観がすごく違うところがあります」と続けると「維新の会は企業・団体献金を受けるのはやめておこうと。血肉を削って禁止をしてきました。これはやるべきだと思うけど、自民党は『企業・団体献金を受けることはまったく悪くないでしょう』と。『ちゃんと受けたことを透明化していきましょう』というのが自民党の価値観なので、もともと出発点が違うところからのスタートなんです。でも、政治とオカネは悪いことするのは絶対ダメですけど、いかにキレイにしていくかは共通認識を持っていると思いますから、そこを詰めれるだけ詰めたいと思ってます」と話した。

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