“シャック”の愛称で日本でも親しまれ、“NBA史上最強センター”と称されるシャキール・オニールが14日、吉本興業のコントを中心とした劇場「YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER」を訪れた。
当日は、海外のゴット・タレントでのパフォーマンスで大きな話題を呼んだとにかく明るい安村に加えて、いぬ、ウエスP、ぼよんぼよんら、言葉の壁を超えて笑いを届けるノンバーバル芸人たちが集結。
シャキール・オニールは、身長2メートル16センチという圧倒的な体格を生かし、NBAチャンピオンに4度輝いた伝説のバスケットボール選手。ゴール下での圧倒的な存在感から“最も支配的なプレイヤー”と恐れられ、2000年のシーズンMVP、15回のオールスター選出、2度の得点王、8度のオールNBAファーストチーム選出など、輝かしいキャリアを築いた。
劇場が用意した“特別専用シート”にシャックが着席すると、チャド・マレーンによる日英バイリンガルの司会で「よしもとスペシャル・コメディショー」が開演。シャックは「〇(良い)」と「×(良くない)」の札を手に、とにかく明るい安村、いぬ、ウエスP、ぼよんぼよんらのネタを観賞。
4連続で「〇」を出したシャックは、優勝者にぼよんぼよんをチョイスし、「全員がアメリカでも通用する。とても才能がある」と絶賛。さらにシャックは、「自分でもやってみたい芸」を聞かれるととさっそく安村を選択。安村は「センキュー!」と大喜びで握手を交わし、バスケ界のレジェンドも日本の笑いに大満
足の一日となった。
同劇場では10月20日から世界中の人々が楽しめる主に簡単な英語で進行する表現や、極力言葉を使わないコメディーショー「Yoshimoto Comedy Night OWARAI」をロビーステージにてリスタートする。