◆明治安田J1リーグ▽第34節 横浜FM4―0浦和(18日・日産スタジアム)

 浦和のMF安部裕葵が、23年夏に浦和に加入後初めて公式戦のピッチに立った。

 負傷による長期離脱が続いていたが、23年夏に浦和に加入後初めてベンチ入りすると、0―4の後半36分から途中出場。

公式戦の出場はスペインでプレーしていた21年5月以来で、Jリーグでは鹿島でプレーしていた19年7月以来の出場を果たした。

 出場直後には右サイドでボールを受けてクロスを上げるなど、20分弱プレーした。

 17年に鹿島でプロ入りした安部は、18年にはJリーグベストヤングプレーヤーに選出。19年夏に完全移籍したバルセロナB(3部相当)では、20戦4得点と活躍。しかし20年2月に右太もも裏の腱(けん)断裂の手術を受けるなど負傷を繰り返し、21年5月以降は公式戦でプレーしていなかったが、再出発を図った。

編集部おすすめ