◆明治安田J1リーグ▽第34節 横浜FM4―0浦和(18日・日産スタジアム)
浦和のMF安部裕葵が、公式戦では約4年半ぶり、23年夏に浦和に加入後は初めてピッチに立った。
負傷による長期離脱が続いていたが、23年夏に浦和に加入後初めてベンチ入りすると、0―4の後半36分から途中出場。
出場直後には右サイドでボールを受けてクロスを上げるなど、20分弱プレー。復帰の瞬間には浦和サポーターから大きな拍手が注がれた。チームは0―4という状況もあり「本当は色々(感情が)くるものがあると思ったけど、0―4だったので」としたが、「点差関係なく、今まで僕の復帰のために尽力してくれた人のために、そういう姿勢なりを見せようと思ったので。多少なりは出来たかな。僕をサポートしてくれた人のためと言っていいくらい、僕のサッカー人生は、これからも自分のためとか、それ以上に色々な人に守ってもらったので、そういう人の人生を背負うくらいの気持ちでね、まだ若いので、これからサッカー頑張ろうと思います」と、決意を新たにした瞬間となった。
17年に鹿島でプロ入りした安部は、18年にはJリーグベストヤングプレーヤーに選出された。19年夏に完全移籍したバルセロナB(3部相当)では、20戦4得点と活躍。しかし20年2月に右太もも裏の腱(けん)断裂の手術を受けるなど負傷を繰り返し、21年5月以降は公式戦でプレーしていなかった。
ただ、ピッチに立ったことで視線を前に向けることも出来た。「ここ5年近くはこういう風にプレーすることが一応ゴールではあったので。でも、いざここまでくるとあくまで通過点なんだなと。やっぱり勝ちたい思いもあるし、タイトル取りたいとか、いいプレーをしたいとか、そういうものはサッカー選手なんで出てくるので。しっかりケガと向き合いながら、もう一歩、二歩と新しいステップにいけたら」とうなずいた。
ケガで離脱している期間に東京五輪世代の多くの選手が世界へ羽ばたき、日本代表の中心選手として戦う。

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