◆ゼット杯第37回日本少年野球東日本選抜大会 ▽準々決勝 東京城南ボーイズ(東京東)10―1佐野ボーイズ(栃木)=5回コールド=(10月13日、須賀川・牡丹台野球場)

 2年生以下の新チームで臨むゼット杯第37回東日本選抜大会が11日、開幕し、13日に4強が決まった。19日に須賀川・牡丹台野球場で準決勝、決勝が行われる。

準決勝では連覇を目指す松戸中央ボーイズ(千葉)と狭山西武ボーイズ(埼玉西)、東京城南ボーイズ(東京東)と創設2年目の多摩川ボーイズ(東京西)がそれぞれ対戦する。

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 東京城南のエース左腕・佐藤桜河(2年)が快投した。前日の2回戦に先発も1回1失点で降板。リベンジを期した準々決勝は5回1失点と名誉挽回。「リリースポイントを少し前にしたら、ストライク先行で行けた」と笑顔。打線も4回に打者11人で7点を奪い5回コールド決着だ。

 佐藤は小学生時代、東京世田谷ボーイズで2023年夏と24年春に2季連続全国制覇を果たした。二塁手・河野晴斗(2年)は、小学2年から同じチームでプレーしており「桜河が投げると守りやすい」と好プレー連発でアシストした。

 昨年の東日本選抜大会でも登板している佐藤に大枝茂明監督(63)は「本来は準々決勝での投球が当たり前の投手」と評価は高い。2年連続4強入り。経験豊富なエース左腕がチームを優勝に導く。

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