◆東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第1日▽慶大7―4立大(18日・神宮)
慶大が立大に先勝した。2-2で延長に突入。
* * *
延長11回、3時間37分に及んだ死闘。ゲームセットのマウンドには、外丸の雄姿があった。快投ではなかったが、勝利をたぐり寄せた。エースの意地だった。
「前に投げてくれた投手が粘って、最後に勝ち越しという形で勝てた。みんなからもらった勝ちだと思います」。功は他人に譲るのが、外丸らしかった。
前橋育英では3年夏の群馬大会決勝で健大高崎に勝利し、甲子園に出場。慶大入学後は1年春にリーグ戦で初勝利を挙げ、2年からエース格に。
だが3年秋にはけがで戦線離脱を余儀なくされるなど、道のりは順風満帆ではなかった。それでも強い気持ちで復活を遂げ、大台にたどり着いた。
「調子のいいシーズンも、うまくいかないシーズンもあったので。チームになかなか勝ちがつけられない時期もありましたし。20勝という勝ちを積み重ねることができて、率直にうれしい気持ちです」
戦いは続く。チームに勝利をもたらす投球こそ、外丸の真骨頂。もっともっと貪欲に、勝ちに行く。(加藤 弘士)










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)