◆プロボクシング▽WBA・WBO女子世界ミニマム級(47・6キロ以下)王座統一10回戦 WBO王者・サラ・ボルマン(判定2―1)WBA王者・黒木優子(18日、ドイツ・ハンブルク)

 WBA女子世界ミニマム級(47・6キロ以下)王者・黒木優子(真正)が18日(日本時間19日)、敵地ドイツで、WBO王者・サラ・ボルマンとの2団体王座統一戦に臨み、1―2の判定負けを喫した。王座統一ならず、WBA王座から陥落した。

 34歳のサウスポー黒木は、右構えの35歳ボルマンに対し、序盤から積極的に前へ出て、たびたび左をクリーンヒット。ボルマンが終盤に額から流血するなか、黒木は軽快に試合を進めたが、アウェーで下された判定は無情だった。黒木はアトム級(46・2キロ以下)に続く世界2団体統一を逃した。

 今回は互いに2度目の防衛戦だった。通算成績は黒木が25勝(10KO)9敗、王座統一のボルマンは21勝(7KO)1敗。

編集部おすすめ