◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人―ヤクルト(19日・西都)

 巨人の中山礼都内野手が3試合連続適時打を放った。

 「みやざきフェニックス・リーグ」のヤクルト戦に「3番・右翼」でスタメン出場。

初回1死三塁で下川から左前にポトリと落ちる先制適時打を放った。さらに3回2死二塁では左翼線への痛烈な適時二塁打。今季飛躍した23歳が3戦連続タイムリーと、存在感を示し続けている。

 5年目の今季はシーズン途中から外野に挑戦し、自己最多の103試合出場。夏場以降、右翼の定位置をつかんだ。持ち味の打撃では打率2割6分5厘、7本塁打、32打点をマーク。12日のCS第1ステージ・DeNA戦(横浜)では3ランを放った。

 シーズン終了後は16日からみやざきフェニックス・リーグに志願して参加。打撃フォームを改良するなど、進化を遂げるために変化を恐れずに試行錯誤を重ねている。「同じことをやっていても同じような結果にしかならないと思いますし、もう一段階レベルアップするためにどうするか考えていて。そういうことを試したくて宮崎に来た」と意欲的に語っていた。

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