Ｊ３最下位の沼津が今季５度目の連敗…ＭＦ柳町魁耀が同点弾も痛恨のオウンゴール…残留への道筋見えず
１点差で敗れ、肩を落とす沼津イレブン（カメラ・武藤　瑞基） 画像（1枚）

◆明治安田Ｊ３リーグ　第３２節　ＦＣ大阪２－１沼津（１９日・愛鷹）

　最下位のアスルクラロ沼津はホームでＦＣ大阪に１―２で敗れ、今季５度目の連敗を喫した。前半１３分、ＭＦ柳町魁耀（２３）のゴールで追いついたが、後半９分にオウンゴールで失点。

勝ち点は２４のままで残留への道筋は見えてこない。

　ゲーム内容では互角に渡り合ったが、結果は望んだものにならなかった。鈴木秀人監督（５１）は「（前後半の）入りの失点がゲームを難しくした」と振り返った。前半６分、右クロスからあっさり失点し、後半も立ち上がりにクロスからオウンゴールを献上。同点弾の柳町が「新体制の試合では攻撃は一番いい形をつくれていた」と話したように、シュート数は９―５と上回ったが４位の強敵は２点目を許してくれなかった。

　次は２５日にアウェー・長野戦。残り６試合は２ケタ順位の相手が続き、１８位・群馬、１９位・讃岐との直接対決も残っている。指揮官は「この６試合に人生を懸けるくらいのメンタルでやっていく」と必死に顔を上げた。

（武藤　瑞基）

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