女子プロレスラー・神取忍(60)が19日、自身が5月に田植えを行った駿東郡清水町の「カンドリファーム」で稲刈りを行った。レスラー仲間の井上貴子、紅夜叉や、社長を務める団体「LLPW―X」の選手たちも参加。
もともと「お米が大好き」という。縁があって清水町で農業を始め、地元関係者の協力も得て、昨年はサツマイモに挑戦。満を持して臨んだ今年の「米作り」だった。田んぼの広さは2反(20アール)で、収穫は約800キロから1トン。「神取米」として地域の子ども食堂への提供や、ふるさと納税の返礼品としての用途が検討されている。
作業後は関係者全員で実食。炊き上がった白米を口にして「完璧!」と満面の笑みだった。(里見 祐司)