DeNAの相川亮二新監督が20日、横浜市内の球団事務所で就任会見に臨んだ。背番号は三浦監督と同じ81番に決まった。

 スーツ姿で会見に臨んだ新監督は、監督の打診を受けた時の感情を振り返り、「なかなか武者震いすることはこの年になるとなかなかないんですけど、監督という話を聞いたとき、体が震える、全身に血が駆け巡るような思いでした」と振り返った。

 また来年以降の強化ポイントにはバッテリー、投手陣をあげ「僕はキャッチャー出身。バッテリー中心の投手力、ピッチャーで、バッテリーで勝てれば優勝できる」と語った。

 相川氏は94年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団し、04年に正捕手に定着すると、同年のアテネ五輪で日本代表入りし、06年の第1回WBCでは優勝に貢献した。08年オフにFA権を行使してヤクルトへ、14年オフにもFAで巨人へ移籍した。定評のあるリードとパンチ力を秘めた打撃で活躍し、17年限りで現役を引退。3球団で通算1508試合に出場し、1150安打を放った。指導者としても19年から巨人で3年間、22年から今季までDeNAとコーチを歴任した。

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