◆ブリーダーズCクラシック・米G1(日本時間11月2日、デルマー競馬場、ダート2000メートル)国内最終追い切り=10月20日、栗東トレセン

 今年のサウジCを制したフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が、国内最終追い切りを行った。CWコースで僚馬のアメリカンステージ、スウィッチインラヴと3頭併せ。

最後方から追走し、直線では強く追われながらダイナミックに脚を伸ばした。6ハロン80秒5―11秒5で内から最先着。矢作調教師は「他2頭も良かったけど、あまりにもフォーエバーヤングが良すぎるからね。間違いなく状態は上がっている。順調すぎて怖いぐらい」と感嘆した。

 ダート界最高峰の祭典に、昨年(3着)に続き挑戦。「ブリーダーズCクラシックは今年最高のレースになると思う。この馬の場合、場所は関係ないが、(デルマー)が2回目であることはマイナスにはならない」と言葉に熱を込めた。22日に成田国際空港から出国する予定。

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