NHK(日本放送協会)会長、大相撲の横綱審議委員長などを務めたジャーナリストの海老沢勝二(えびさわ・かつじ)さんが19日午後10時5分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、死去した。91歳だった。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は「突然のご訃報、大変悲しく、残念です。ご家族、ご親族の皆様には、心よりお悔やみ申し上げます。

 海老沢勝二先生には、日本相撲協会の横綱審議委員を10年、そのうち委員長を2年、理事を4年、評議員を9年、そのうち議長を7年、お務めいただきました。

 若いころはNHKの担当者としても大相撲に関わられており、大相撲の発展に長くご尽力を賜った、唯一無二のかけがえのない存在であり、一番の恩人でもあります。

 たくさんのご指導を頂き、また、力士らへの温かい愛情をいただき、本当にありがとうございました。協会員一同より、心から御礼申し上げます。

 これからは天国でゆっくり、大相撲を見守って頂き、力士らの活躍を楽しんでください。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントした。

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