第104回全国高校サッカー選手権静岡県大会・決勝トーナメント(T)の組み合わせが20日、決まった。

 25日と26日に1回戦4試合ずつが開催される。

注目は裾野市運動公園陸上競技場で26日に行われる、清水桜が丘と清水東の一戦だ。ともに静岡市清水区に位置し、全国優勝の経験がある名門だ(清水桜が丘は旧清水商)。

 両校とも県ユースAリーグに所属しており、今季の対戦は1勝1敗。4月は清水桜が丘が1―0で勝ち、9月には清水東が4―0で制している。1次Tの3、4回戦では同じ会場で試合をしており、お互いの特長もよく分かっている。

 清水東を指揮する武田直隆監督は「直近のリーグ戦で勝っているので、いい試合ができると思う」。一方の清水桜が丘・大塚智紀監督も「とくに負けられない相手。意地を見せたい」と気を引き締めた。

 また、大会3連覇を目指す静岡学園は、1回戦で浜名と対戦。続く準々決勝では「清水ダービー」の勝者と戦う。

 所属するプレミアリーグWESTでは、現在4勝6分け8敗で9位。今月11日の名古屋U―18戦で0―4と大敗も、同18日には鳥栖と優勝を争っている神戸U―18を1―0で倒している。

川口修監督は「選手の気持ちの浮き沈みが激しい、難しいチーム。全然仕上がっていない。(浜名戦は)ぶっつけ本番です」と話した。

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