東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第3日▽慶大4―3立大(20日・神宮)

 慶大が逆転で立大を下し、2つ目の勝ち点を挙げた。1―3と2点ビハインドの7回表に1死二、三塁のチャンスを作ると、代打の今津慶介(3年=旭川東)が右翼席へ3点本塁打を打ち込んだ。

 「甘めの真っすぐ。(打球が)いい形で上がったので『入ってくれ』と願っていました」と今津。今季は主に1番で先発出場を続けていたものの、前日の立大2回戦から控えに回っており「自分が打てなくて負けた試合もあった。『取り返す』ではないですが、強い思いはありました」と明かした。

 「苦しいゲームだったが、今津が本当にいいところで打ってくれた」と堀井哲也監督(63)。明大が早々と優勝を決めたものの、この勝利で勝ち点を2とし、2位浮上に望みをつないだ。

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