大相撲の秋場所で新十両だった朝白龍(高砂)の昇進祝賀会が20日、東京・文京区で行われた。母校・拓大が主催で関係者の壇上での挨拶は「押忍!」の連呼。

最後は応援団OBによる「押忍の三唱」など大盛り上がり。朝白龍は「挨拶は『はい!』ではなく押忍だと教わった」。高砂部屋入門後も「押忍」と挨拶したところ角界では通じず最近は封印しているが、気合が注入された様子だった。

 新十両だった秋場所では13勝2敗でいきなり優勝。「負け越したら祝賀会に来づらかった。最高の形で迎えられた」と笑顔。九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)で好成績を残せば来年初場所の可能性もある。だが「そこは考えずにやっていく」と押忍の精神を胸に秘めた。

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