20日放送のNHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜・午後9時)では、自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が国会内で会談して連立政権の樹立で正式合意。合意書に署名したことを報じた。

 21日にも実施される首相指名選挙で、高市氏が首相に選ばれるのは確実な情勢となった今回の動きの中、記者キャスターの広内仁氏が、20日午前、大阪市内で吉村氏を直撃した。

 議員定数の削減という連立の条件を自民が飲んだことについて聞かれた吉村氏は「高市総裁の強烈な覚悟だと思います。逆に言うと強烈な覚悟がないと、これは飲めません」と返答。

 「我々が提案したのは衆院(議員)の1割減ですから。約50名の議員定数削減。これは今まで、かつてやったことがない。でも、自民党も民主党もかつては約束しました。皆さん覚えてらっしゃる方は多いと思いますが、約束は守られませんでした」と説明すると「維新が大阪府議会でやった定数削減を高市総裁が本気で腹をくくって我々とやろうというのであれば、僕は一緒にやろうと思いましたし、これができないくらいだったら、僕は日本の大改革はできないと思うんです」と熱く続けた。

編集部おすすめ