政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表が20日、スポーツ報知の取材に応じ、死去した海老沢勝二NHK元会長を追悼した。

 立花氏は元NHK局員で、海老沢氏と交流があった。

「まずはご冥福お祈りしたい」とした立花氏は「一番直接接したのは、2000年前半にアマチュアスポーツ新春交流会で6年間事務局員として関わったとき」と述懐。「ある年のパーティーで、周囲が『森喜朗元首相にあいさつしてもらいたい』と要望してきたんですが、海老沢さんは『それは違う、JOC会長がやるべき』と言って突っぱねた」と振り返り「正しいことを押し通す意思の強さがありました」と評価した。さらに「僕も、当時は海老沢会長の鞄持ちする立場だったんですけど、『そんなことは自分でする』と一切持たせてくれなかった。他人には任せない、そういう人でした」と人柄を語った。

編集部おすすめ