20日放送のNHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜・午後9時)では、自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が国会内で会談して連立政権の樹立で正式合意。合意書に署名したことを報じた。

 21日にも実施される首相指名選挙で、高市氏が首相に選ばれるのは確実な情勢となった今回の動きの中、記者キャスターの広内仁氏が、20日午前に大阪市内で吉村氏を直撃した。

 「自民と連立した党は公明党以外、消滅しているが、その心配はないのか?」と聞かれた吉村氏は「リスクはあると思います。でも、そのリスクにおびえて何もしなかったら、まったく道は開けないと思います」ときっぱり。

 「我々が日本を良くしたい。後ろの方で構えて『誰かがやってくれ』ではなく『俺たちがやらなきゃいけないよな』という思いです」と言い切ると「私はそのリスクをテイクしてでも日本を前に進めたい。約束した公約、我々の政治信条を実現するために一歩前へと前進するべきだと考えました」と続けた。

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